「無縁遺骨」について
無縁遺骨について
「無縁遺骨」という言葉を聞いた事があるでしょうか?
中々聞きなれない言葉ではないでしょうか?
無縁遺骨とは、亡くなった後に引き取る人がいないがために、
市区町村や納骨堂、遺品整理業者の倉庫などに保管されている遺骨のことです。
高齢化が進み地縁や血縁が薄れる中、
この無縁遺骨が急増していると言われているそうです。
総務省による自治体への実態調査の結果、
2021年10月時点で、全国の市区町村で管理・保管していた「無縁遺骨」は、
約6万柱あったことが確認されました。

無縁遺骨関連のニュースで言われるのは、
その対応に各自治体が困っているという内容ですが、
自分のお墓に入れないというのは、個人のレベルで見ても望ましいことではないはずです。
自分のお墓があったとしても、
自分の亡き後、納骨をしてくれる人がいなければ、
そのお墓に入ることはできません。
ですがそのことを生前に認識しておらず、
「誰かがどうにかしてくれるだろう」と対策しないまま、
無縁遺骨となっているケースも多いと見られています。
死後の準備の必要は早くからしておくのが望ましいようです。